スーパーのお客様の声コーナーによくありがちなクレーム。まぁ〜確かにサービスがなっていないお店があるのは事実だ!しかし、お金を払うから偉いの?私の知るお店では、オープン前の品出しの最中に我先にと商品を奪い合うお客を見たりする。大変危険な行為である。これで、怪我でもしたときには、誰が悪いのやら??
あるシネマ紹介サイトで、以下のような記事を見た。俳優夫婦が会員制オーガニック食料品店で商品を買うためにお店でボランティアしてるという。
健康的な食生活を送ることに夢中なマギー・ギレンホールと夫ピーター・サースガードは、ヒマな時間はニューヨーク市のオーガニック食料品店のショップ・アシスタントとして働いているという。…
映画『ホワイトハウス・ダウン』のマギーと、映画『17歳の肖像』などで知られるピーターは、時間があればボランティアで運営されている協同組合スーパーで働き、その代わりに食料品の割引をしてもらっているという。
「割引のために働いてるんじゃないのよ。売ってる商品が素晴らしく、生鮮食品もとても良いから利用しているの。会費を払えばメンバーになれるわけじゃなくて、何らかの形で働かないといけないの」とマギーは語っている。
ノルマは月に3時間45分だというが、マギーよりもピーターの方が熱心に働きに行っているとのこと。「大した時間には思えないかもしれないけど、仕事を持つニューヨーカーにとっては、この時間を工面するのは大変なの」とも言っている。(BANG Media International)
この話、さほど話題になっていないと思う。しかし、今後のスーパーの在り方にすごいヒントになっていると思った。
日本に住んでいる私たちには、現在、買い手市場である。モノが溢れている。供給が常に多すぎるモノ余り国家だ。その結果、モンスターのようなお客様を育ててきた(笑)
もし、商品が少なく売り手市場になったらどうなるか?そんなこと絶対に起きないと思いますか?
まぁ、その議論は置いといて。
生産者と販売者、そして消費者の関係がもっといいものになるような気がする。
- 会員制のオーガニックスーパー
- 会費を払うのではなく、お店でボランティアとして短時間働く
- 賃金を払うのではなく、一定額のクーポン券を発行
いかがだろうか?今からこだわりのオーガニックスーパーを出す方がいたら検討してみてはいかがでしょうか?
- もしかしたら人件費が節約できるかも
- スタッフと会員が顔見知りで、フレンドリーなお店の雰囲気になるかも
- 賃金を出さないことで、セレブな会員が増えるかも
- 生産者とスーパー主催で、会員向けに定期的なイベントを組むことにより、生産者の声、会員の声をお互いに聞いてみる
- 広告宣伝費を使わずに、口コミで広がるかも
まぁ〜、妄想するのが大好きな私です。こんなオーガニックスーパーが出来たら会員になってみたい。
ぼそぼそ