体臭(汗臭、ミドル脂臭、加齢臭、ワキガ)を発生させる3つの原因とは!

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私も年齢が50歳を超え、体臭が気になるお年頃になってきました。皆様は、いかがですか?

ニオイの感じ方は、個人差もあれば慣れもあります。自分が気づかないで周りに迷惑をかけていたとしたら…

と言うことで、まずは、体臭の原因について調べてみました。参考にされてみてください。

体臭を発生させる主な3つの原因

[st-kaiwa1]漠然と悩みを抱えるのではなく、まずは原因を知ることが大切です![/st-kaiwa1]

主な原因は3つ

  • 皮脂腺が原因のニオイ
  • エクリン腺が原因のニオイ
  • アポクリン腺が原因のニオイ

皮脂腺が原因のニオイとは

皮脂腺(ひしせん)は、皮膚の内部にある小さい腺。主に皮脂を分泌し、皮膚や毛髪の表面の保護や保湿の働きをする。脂腺とも言う。

皮脂腺から分泌された油脂成分やそれに溶け込んでいる弱いニオイ発生物質が、皮膚表面で分解されると脂肪酸ができます。その脂肪酸が空気に触れ酸化することによって、ニオイが発生します。

エクリン腺が原因のニオイとは

エクリン腺(エクリンせん)は、人間のほぼ全身の体表面に分布している汗腺。人間が出す汗の殆どはこのエクリン腺からの汗(エクリン汗という)である。

塩分が多いこともあり、細菌の繁殖もあまり見られず、汗自体はほとんどニオいません。しかし、この汗を放置すると、汗の中の細菌が繁殖し、ニオイが発生してしまいます。

アポクリン腺が原因のニオイとは

アポクリン腺(アポクリンせん)は、汗腺の一つで、わきの下、乳首、下腹部、肛門の周囲などにあり、思春期以後に発達する。

アポクリン腺から出る汗には、各種のたんぱく質や脂肪などのニオイになりやすい成分が多く含まれています。またアポクリン汗は、やや粘りがあり、塩分をほとんど含まないので、細菌が繁殖しやすく、これが発酵するときにニオイが発生します。

3大体臭+ワキガ

[st-kaiwa1]さらに一歩進めて、ニオイの種類についても調べてみましょう。[/st-kaiwa1]
  • 汗臭
  • ミドル脂臭
  • 加齢臭
  • ワキガ

汗臭とは

汗臭は酸っぱいニオイが特徴で、新陳代謝が活発な10代半ばから20 代のころに強く感じるニオイです。

実は、汗自体は無臭です。その無臭の汗を常在細菌が分解することによってニオイを発生します。人のカラダには必ず常在細菌が居ます。問題は、皮膚表面上に付着しているアカや皮脂・ホコリ・フケ・表皮の脱落した角質などと、エクリン汗とが混じり、そこに常在細菌が増殖することです。

ミドル脂臭とは

ミドル男性は頭部付近の臭いが強く、特徴として脂っぽい汗の臭いが高まっています。これをマンダムは「ミドル脂臭」と名付け、原因成分がジアセチルという成分であると世界で初めて独自の方法で突き止めました。この臭いは後頭部など自分の鼻から遠いために自分では気付きにくいうえ、男性より女性の方が不快に感じる臭いです。

エクリン汗に含まれる乳酸が、皮膚上の菌によって分解されることでジアセチルが生じ、そのジアセチルに、皮脂腺から出る中鎖脂肪酸のニオイが合わさることでミドル脂臭は発生します。

加齢臭とは

加齢臭(かれいしゅう)は、主に中年以降の男女にみられる特有の体臭の俗称。

体には、皮膚のうるおいを保つための皮脂を分泌する皮脂腺があります。
年齢を重ねると、皮脂腺の中にある脂肪酸(パルミトオレイン酸)と過酸化脂質が増えます。
この過酸化脂質と皮脂が結合することによって、脂肪酸が分解・酸化され、加齢臭の原因成分であるノネナールが発生します。

ワキガとは

腋臭症(えきしゅうしょう)は、ワキガとも呼ばれる。ワキガは、臭い自体は人やその時の環境などによって違いがあるため一概には表現できないが、ゴボウの臭い、ネギの臭い、鉛筆の臭い、酢の臭い、香辛料のクミンの臭い、納豆の臭い、古びた洗濯ばさみの臭いに喩えられることが多いです。

腋臭臭の発生の原因は腋窩部のアポクリン腺から分泌される汗が原因であるが、アポクリン腺の分泌物自体は無臭です。アポクリン腺の分泌物自体にニオイ成分が含まれている場合もあると主張する専門医もいる。しかし、その汗が皮膚上に分泌されると皮脂腺から分泌された脂肪分やエクリン腺から分泌された汗と混ざり、それが皮膚や脇毛の常在細菌により分解され、腋臭臭を発する物質が生成されています。

ワキガの原因となるアポクリン腺の量は遺伝子により先天的に決定され、腋臭症は優性遺伝すると言われています。したがって、ワキガは伝染することは無いと考えられています。

まとめ

ザックリとまとめると、ニオイの原因とメカニズムは、『汗』と『汗に含まれる物質』と『皮膚の汚れ』と『常在細菌』と『酸化』と言えます。

汗をかかないようにすることは無理ですので、普段から清潔を保つことと、汗をこまめに拭くこと、常在細菌の増殖を予防などの処置が必要ですね。

今回、世界初 ニオイ見える化チェッカー kunkunbodyを購入しましたので、ニオイが発生してる時の対処法、ニオイが発生しないような予防法を数値測定して検証予定です。

この記事を書いた人
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(有)メディア・ジャパン 代表取締役
 分藤 宗徳(ブンドウ ムネノリ)

【略歴】キユーピー(株)、IT関連企業、マイクロソフト出向を経て1997年独立。
経歴は凄いと言われますが、孫がいる普通のおじさんです(笑)
ITコンサルタント。北海道から沖縄まで1000回以上の講演、セミナーを実施。
地元福岡では、福岡商工会議所、北九州商工会議所、飯塚商工会議所、太宰府市商工会。
Googleマップのストリートビュー撮影も行なっております。

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